広島市中心で注文住宅を建築するなら、依頼先はどうやって見つける?
とうとう今年も4月になりました。 暖かくなってきて、動きやすい季節になってくること、ゴールデンウィークが始まることから、住宅業界は例年この時期は各地でイベントを開催します。
広島県も例外ではなく、2大新興団地の「こころ」と「春日野」の2つの団地の住宅展示場がオープンします。
弊社も2団地とも出店しています。

こころと春日野は、アスタや吉島展示場と違い、1年展示なので、「最新のモデルハウス・設備機器を見ることができる」ことと、展示後に販売するので「現実的な大きさ、極端に過度に装飾がない」ことからも、参考になりやすいです。
しかし逆に、商談スペースやサンプルなどを置くスペースが限られているので、「ゆっくりと話を聞きたい」という方には不向きです。
根本的な話、総合展示場と団地にある展示場のどちらも共通なのですが、「大手ハウスメーカー」「地場ハウスメーカー」「大手工務店」しか基本的には出店していませんので、ローコストメーカーや設計事務所、中小工務店との比較ができないのがネックです。
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しかも、「まずは展示場へ…」という場合大きな問題も。
住宅の建築の依頼先は大きく5つあります。
① 大手ハウスメーカー
② 地場ハウスメーカー
③ ローコストメーカー
❹ 工務店
❺ 設計事務所
このうち、① ~ ③ には、「営業マン」が存在します。 この営業マンは、基本的にはお客様が「指名」しない限りは、
展示場で最初に接客してくれた営業マンがそのまま担当になるケースがほとんどです。
これって、かなりな「運」ですね(^^;
「住宅を設計してくれるのは設計士だし、コーディネートはインテリアコーディネーターさんが一緒に考えてくれるし、
建築が始まったら現場監督さんが居て、入居後はアフターメンテナンスの人が対応してくれる。
だから、営業マンは人がよさそう&話しやすい人が良いよね^^」
くらいに考えていらっしゃる方も多いかと思います……。
とんでもありません(汗
営業マン = トータルコーディネーター の位置づけで、
① 設計についての知識が重要 = 「お客様のご予算 → このくらいの仕様でこのくらいの大きさにすればOK / お客様の好みの傾向なら、こういった設計や仕様を採用したらどうか?を設計に指示。(僕の場合は、図面作成(意匠図含め)まで行った上で設計とディスカッションします」
② インテリアコーディネーターは主に色を決める仕事なので、どういったグレードのどういった素材を使うかは、あらかじめ営業や設計が支持する
③ 現場監督は、基本的には図面通りに建物を仕上げることが使命なので、使いやすさを検討するのは営業と設計
④ 現場監督やアフターメンテンナンス担当に強く言える営業マンでないと、現場監督やアフターメンテナンス担当はかなり忙しいので、対応が遅くなることも…
といった感じなので、実は各方面に大きく影響を及ぼすのが営業マンです。
なので、おススメは、口コミや紹介、こういったサイトでブログをご覧になって「この人よさそう」という営業マンに目星をつけて、指名で建物を見学しに展示場に来場頂く。 これが一番です。
それだと、中々敷居が高いかもしれません。 その場合は、「この人なら大丈夫か」と思える迄、展示場に入って最初に求められるアンケートに名前や住所を記入しない、という手もあります。
特に、地場のハウスメーカーは、自由設計の幅が広いだけに、担当の営業マンの力量や知識がそのまま提案力の差になります。
最低でも、担当営業マンがそれまでに携わった建物の事例を見せてもらって、実力と経験を図るくらいは必要だと思います。
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