広島の注文住宅の今後のトレンドの一つの可能性 / 外壁材
今年も4月に入り、安佐南区の令和春日野住宅展示場・佐伯区のセントラルシティこころ住宅展示場が立て続けてオープンします(しています)。
この2団地、各社の最新の設備・アイデンティティ・コンセプトをもとにモデルハウスを建築しているので、今現在・今後のトレンドを見るのにとても参考になります。
そんな中、弊社では春日野・こころモデルハウスともに外壁に金属サイディング(ガルバリウム鋼板)を使用しました。
ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛を混ぜて錆びにくくした金属で、屋根材としては有名ですね。
それを、外壁材に用いる、というわけです。
僕が前に勤めていた設計事務所では、デザイン性に優れることから好んでこの材料を外壁に使用しておりましたが、耐久性やキズに弱いなどの問題もあり、中々ハウスメーカーでの採用は見られませんでしたが、
ここ2~3年くらいに急激に増えてきています(モデルハウスに限り?)
現に、春日野展示場では山根木材さんも使用されており、こころ展示場ではたくさんのメーカーさんが使用されています。
ただ、この広がりはまだ地場のハウスメーカーにとどまり、大手ハウスメーカーさんはまだ見かけませんね。
急激に広がってきている原因は、サイディング製品として各社が販売を開始したこと、フッ素コーティングの採用で耐用年数が長くなってきていること、ではないかと思います。

僕自身も、廿日市市宮島口の家の2階部分に金属サイディングを使用しました。
ただ、ネックは金額なんですよね…。 1棟につき70万円~100万円増額です。
弊社のようなハウスメーカーの立場では、板金屋さんに施工してもらう単純施工では保証の問題が出るのでNG、外壁メーカーの保証が付く品質安定した既製品での対応ならOK。
ということで、弊社でも採用できるガルバリウム鋼板は、既製品なので、まだまだ普及初期段階なので金額も高め。
でもカッコいいんですよね…文句なしに。
もっともっと普及して金額が下がって来て欲しいと切望する次第です^^;
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