【保存版】家づくりに役立つ「寸法」③ |リビング周辺の寸法について

こんにちは! T.Nakataです!

これまで、家づくりに役立つ「寸法」について2回投稿させて頂きましたが、その続きです。

今回は、寛ぎの空間である「リビング」の寸法についてピックアックしてみようと思います。

目次

リビング空間のあり方の多様化

スマホの普及により、「リビングでソファに座り、大きなテレビを見ながら団らんする」というスタイルの家族は減少傾向にあります(私の家はこのスタイルですが)。リビングをどのような用途・どのような機能を持たせるかを考える必要があります。

リビングに置くモノ

リビングの用途・機能によってどのようなモノが必要となるか、検討してみましょう。

ソファ・椅子・テレビ・テーブル・パソコン・ゲーム機・本・DVD(BR)デッキ・オモチャ・コレクション・花・掃除機 etc…

この中で、大き目なモノについてそれぞれの寸法について解説します。

テレビ

最近のリビングの主流のテレビサイズは、以下の通り

・ 55型 / 高さ 68.5cm ・ 幅 121.7cm
・ 60型 / 高さ 74.7cm ・ 幅 132.8cm
・ 65型 / 高さ 80.9cm ・ 幅 143.9cm
・ 75型 / 高さ 93.4cm ・ 幅 166.0cm

です。これをもとに最適視聴距離を求めることができます。

画面の高さ × 3

つまり、65型テレビの場合は80.9×3=約2m42cm75型テレビの場合は93.4cm×3=2m80cmとなります。

また、それぞれのテレビをテレビボードの上に置くとすると、テレビボードをテレビの両サイドに30cm以上あるサイズにするとバランスが良いと言われています。つまり、65型テレビの場合は143.9cm+30cm×2=2m3cm幅以上となります。

ソファ

1人あたりの座面の幅は0.5m~0.6mです。加えてひじ掛けは0.2mくらいあるので、

2人掛けのソファの幅 = 1.2m~1.4m
3人掛けのソファの幅 = 1.7m~2.0m

くらいが適正です。

テーブル

リビングに置くテーブルの高さは50cm程度が一般的ですが、ソファに座って食事をすることを想定する場合は、60cm程度にすると良いです。

小上がりスペース

小上がり和室を代表とする「小上がり」スペースは、元の床の高さから35cm~45cmくらい上げると、腰掛けやすく立ち上がるのも楽で、ソファに座る方と目線が合います。 個人的には、30cm程度が一番中途半端に感じます(腰掛けにくく、1段上がりにするには高過ぎ・2段上がりにするには低すぎますし、段差部分に引出し収納を設けるにも高さが足りません)。(上写真は40cm)

まとめ

寸法を極めることができると、家づくりを極めることができると言っても過言ではありません。色々な寸法に興味を持ち、測ってみるクセをつけることで、プランニングの際に色々なモノが見えてくると思います。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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