キッチンの天井を下げる|下がり天井でインテリアの質感アップ&意識的効果アリ

こんにちは! T.Nakataです!

最近、プランニングを行う際、天井に変化を持たせる(遊ぶ?)ことが多いです。 単純に「オシャレ度アップ」を狙ってという目的もありますが、その他の目的も色々とあります。

目次

キッチンの下がり天井

特にキッチン天井を下げる「下がり天井」とすることが多いです。

キッチン全体を下げる下がり天井。

キッチン全体を下げること自体は一緒ですが、横の通路部分は下げないパターン。設備としてのキッチン本体を主張できます。

下がり天井が宙に浮いたように仕上げたパターン。間接照明を仕込むことができます。

間接照明を仕込むと柔らかい光がキッチンに落ちるので落ち着いた雰囲気に。

このように、色々な下がり天井の種類(方法)があり、それぞれの良さがあります。

下がり天井の目的

インテリアのオシャレ度アップに貢献する下がり天井ですが、それ以外にもいくつか目的があります。

① インテリアのオシャレ度アップ
② キッチンとリビングやダイニングとの空間をゆっくり分ける
③ リビングの広さを強調する

①は言わずもがな、見た目についてなので説明は省きます。私は②と③の効果を狙って下がり天井とすることが多いです。

LDK空間…と一言で言っても、キッチンとダイニング、ダイニングキッチンとリビングをゆっくりと空間を分けたいと思うことありませんか?

床に段差を設けたり間仕切り「扉」を設けることでしっかり空間を分ける方法もありますが、そこまでしっかりは分けたくはない…でも何となく「集中して食事を楽しむ空間」と「ゆったり寛ぐリビング」を分けたい…と思われる方も多いと思います。

そこで、「天井で空間をゆっくりと分ける」という手法が役に立ちます。

この手法は、LDKと和室の空間をゆっくり分ける方法にも使います。

この延長上の考え方で、③リビングの広さを強調する事にも下がり天井は貢献してくれます。

ピットインリビングと併用して、キッチン➡ダイニング➡リビングと末広がりに天井が高くなっていく変化をつけることでリビングが広さ以上に広く感じます。

吹抜けを併用して天井に変化をつけ、和室は小上がりに…ともう何がどうやら?という感じですが、全部意味を持たせています。

まとめ

このように、床だけでなく天井にも変化を持たせることでLDK空間がとても表情豊かな空間になります。

もちろん、キッチンを下げるだけが下がり天井の全てではありません。サッシの頭を抑えるなど色々な目的に合わせて用います。

当然、「LDK空間」としての塊り感の良さのあるLDKは、スッキリと天井もおさめます。

是非、天井にこだわってみては如何でしょうか?

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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