平屋の家づくりのキホン|敷地面積45坪からできる平屋の家づくり

こんにちは! T.Nakataです!

最近、平屋に注目が集まっています。 「平屋は高い」というイメージがあるかと思いますが、坪単価が高くコスパは悪いですが、コストは高くないプランニングを行うことはできます。

そこで、平屋のキホンについて再確認しておきましょう。

目次

平屋は45坪の土地くらいから

平屋を建築するには広い敷地が必要

と思われるかもしれませんが、意外にそうでもありません。 具体的には、45坪くらいから駐車場2台を整備した平屋を計画することが可能です。

ただし、45坪では軒出は限定的で、間取りは1LDK+ロフトくらいが上限にはなると思います。

夫婦2人で暮らす家が欲しい

という方は45坪くらいから、3~4人家族の家は50坪くらいから平屋も選択肢に入ってくる、と覚えておくと良いと思います。

子ども部屋はロフトスペースで十分!

という方は、45坪でも大丈夫かもしれません。

平屋の間取りで意識したいこと

折角平屋を建てるなら、平屋ならではのメリットを活かすことを考えるべきです(結果として採用を見送る、のは全然OKです)。具体的には、意識しておいて頂きたいポイントは3つあります。

小屋裏スペースを利用する

当然ですが、平屋のLDKは1階にあります。そして、そのLDKの上には部屋はありません。小屋裏空間があり、屋根があるだけです。

ですので、この小屋裏空間を利用して、LDKの天井に変化をつける(特にリビングの天井を高くする)ことは容易です。

また、リビングの一角、もしくは隣接する部屋の天井高を低くおさえて、その上にちょっとしたロフトスペースを取り込むのもおススメ。物置きや趣味スペース、場合によっては子ども部屋としても利用することができます。

屋内外を一体化する

これまた当然のことですが、平屋の屋根はリビングのすぐ上にあります。つまり、軒の出を出せば、リビングから見えます。

このように、天井と軒を繋げ、床もデッキと繋げて内外を一体化することを容易に考えることができます。

空間の内外の繋がりを強くすることで、実際の広さ以上の広さを感じる空間にできます。当然、外部と隣地…周辺との視線をカットすることが大事となります。

中部屋を作らない

これまた当然ですが、平屋は2階建てに比べて横に広い建物になります。つまり、外部に面せない「中部屋」ができてしまう可能性が高くなります。家の形をシンプルにし過ぎないことや、お庭をいくつかに細切れにして色々な箇所から外部を感じるように仕組むことが必要となります。

まとめ

平屋の家づくり計画は、2階建てや3階建ての家づくり計画とは違った発想が大事になります。

階段がないので「廊下は基本的には設けない」。「天井を抜いて空間利用を積極的に行う。」など、平屋ならではのメリットをいかにいかすか?を心がけて計画しましょう。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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