間取りづくりの前段階「ゾーニング」の逆転の発想|条件の悪い場所に建物を配置する?

こんにちは! T.Nakataです!

以前、間取りづくりの前段階の「ゾーニング」=何をどこに配置するか?を考える手順についてお話しました。

建物を建築する土地の特徴をしっかり把握してプランニングするために、敷地をよく観察し、敷地のどの場所が良い場所でどの場所が悪い場所かを見極め、敷地からの周りにどのようなモノがあるかなどと合わせて土地図面に書き込んでみましょう。

目次

最初に車で次にお庭、最後に建物

こちらのおさらいになりますが、駐車場・お庭・建物の順に配置を決めていきます。

駐車場は、道路との接続を第一に考えますが、もう1つ「敷地の条件が悪い場所に優先的に配置する」ように考えましょう。ただし、駐車場とお庭を兼用する場合はこの限りではありません。

駐車場とお庭を別スペースとして考える時の考え方なので、注意して下さいね。

お庭をベストポジションに=建物は条件が悪い場所に建てる?

一般的には、ベストポジションにはリビング!と考えそうですが、先述した通り駐車場の次に考えるのは建物ではなく、お庭です。

そして、そのお庭をベストポジションに配置しましょう。そのお庭の横にリビングやダイニングを配置すると…LDK+お庭の連続性を持たせて気持ちの良い空間を作ることができます。

上の写真は、一番日当たりの良い場所に庭を配置し、リビングと親御様の寛ぎの部屋を接続した例。

敷地の中で一番良い場所にあるお庭にリビングを接続し、連続性を持たせたので空間的な広がりを感じるだけでなく、お子さんがプールをしたり家族でBBQをしたりと積極的に活用したくなるような快適空間に。ウッドデッキやタイルテラスを取りたくなりますよね?

ジメジメした条件が悪い場所は建物でカバー

条件の悪い場所、ジメジメした場所をお庭としてしまうと、その場所はずっとそのまま。敷地の中にジメジメした場所を残してしまうことになります。そのような場所で寛ごうと思わないのは当然として、苔や雑草が生い茂ってしまう結果になることも。

その点、建物を配置して日当たりを必要としない部屋を置くと、そのデメリットは消すことができます。

まとめ

駐車場 ➡ お庭 ➡ 建物 の順番で配置することをおススメするのは、「お庭をベストポジションに」配置するためという大きな理由もあります。お庭に続いて建物の配置…リビングを接続して気持ちの良い空間を作る…という事をワンセットで考えると、気持ちの良い空間のある家づくりを行うことができます。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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