間取りと外観デザイン・空間デザインを平行して考える|設計力の有無を図る指標

こんにちは! T.Nakataです!

家づくりのご計画が具体的になって、いざ間取りを作ろう!(作ってもらおう!)というタイミングが来たとします。

そんな時、「間取りの〇〇」という本を買ったりして、間取りの勉強を始める方も多いかと思います。

確かに、家づくりにおいて間取りはとっても大事。しかし、家づくりの担当者と間取り「だけ」打合せを重ねるのはとても危険です。その理由は…

目次

間取りと外観デザイン・空間デザイン・性能は深く関わり合いがある

間取りを考えるのが上手い人=生活しやすい間取りを考える人、ではありません。

間取りと外観デザイン・空間デザイン・住宅の性能は深く関わり合いがあります。窓の位置は勿論、家の形や屋根のかけ方、柱の位置や構造用の壁の位置など、平面図を考えながら頭の中で想像できる人が「設計力のあるプランナー(設計者)」です。逆に、平面図しか考えることができないプランナーは、設計力があるとは言えません。

こういう住宅会社(担当)にご用心

そこで、こういう住宅会社(担当)に注意して欲しいです。 「建物の広さ、価格にご満足頂けているようですのでまずはご契約して下さい」「外観デザインやインテリアは、ご契約後に専属のコーディネーターがついてしっかりお打合せできますので後でゆっくり考えましょう」 という担当者。

「間取りは満足できてるし、デザインはどうにでもなるか!」とご契約……してはいけません。

間取りを変えれば当然外観デザインも変わりますし、空間の構成も変わってきます。これを平行して考えることができない担当者の場合は、ご契約後に迷子になってしまう方も珍しくありません。

上の2つの外観デザイン。1階の間取りは全く同じで2階の間取りだけ変更したものです。 大分、イメージが違いますよね?

どちらの外観デザインも好みによって良し悪しは分かれるかと思います。面積は同じ…しかしながら、下の外観デザインより上の外観デザインの方が、数十万高くつきます。間取りはほぼ同じ…だけれども、です。

こういったところは、コーディネータではなく、プランナー(設計者)の能力によって左右されます。「イマイチイメージ通りにならないな…」と言う場合は、ご契約後もうまくいくことは少ないです。

ですので、ご契約前にスッキリとイメージに沿った間取り・デザインになることが確信できた段階でご契約するべきです。

特に、「空間デザイン」については、プランナー(設計者)によってもの凄く差が出てきます。

まとめまとめ

こちらの投稿でも「間取りが同じでも全く違う空間デザインになる」ことを解説させて頂きました。 ご契約前は「間取り」と「価格」に目が行きがちですが、こういった「空間イメージ」もしっかりと確認してからご契約を決断されることをおススメします。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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