こんにちは! T.Nakataです!
最近、プランのご希望を伺う際に「バルコニーは必要ですか?」という質問を行います。
以前は「何を聞いているの?」と言うくらい「当然にバルコニーは設けるもの」という風潮がありましたが、最近は「やっぱり必要ですね…」とか「必要ないです(キッパリ)」と言った感じで、「バルコニーが無いという選択肢もある」という認識の方が殆どになってきました。
ただ、それでもスペースの問題がある場合や、バルコニーを取ることによるデメリットよりもメリットが大きい場合は、バルコニーを設けることも多々あります。
そこで、バルコニーを設ける時に気を付けるべき点をご紹介致します。
折角バルコニーを設けるなら機能的に・美しい空間に
バルコニーの用途を考えた時、物干しスペース…として考える方が一番多いと思います。 南側道路が人気がありますので、日当たりの良い南側=道路側にバルコニーを設ける方は結構な率でいらっしゃいますが、干している洗濯物が丸見えです。
プライバシーや防犯のことを考えると、バルコニーに干しているものは道路から見えないようにしたいところです。
バルコニーを囲う
通常のバルコニーの手摺の高さ(≒1,200mm)よりも、グッと高さを設け、道路や隣地からバルコニーを隠す。
隣の家の窓よりも高い位置まで壁を設けるのがポイントです。
道路側からは、奥ばった場所にあるため、殆ど洗濯物の存在を感じません。
インナーバルコニーにする
壁面線の中にバルコニーを設けてインナーバルコニーとすれば、外部からの距離ができ、干した洗濯物が目立ちにくくなります。さらに、格子などを設けることでプライバシー性・防犯性を向上させることもできます。
基本は物干し用のバルコニーは道路側に設けない
基本的には、バルコニーは外観デザインにおいては悪影響しかありません。なので、方位に限らずなるだけ、道路側に設けないようするのが基本になります。
設けたとしても「奥行き感」を利用して、バルコニー内の様子をあまり感じないように工夫すると良いです。
2階に設けるバルコニーの場合、「南側でなければ洗濯物が乾かない…ことは決してない」ので、バルコニーを側面に振るように心がけると良いと思います。
そして、折角バルコニーを設けるなら「物干しの場」以外の用途も積極的に与えて上げることをおススメします。
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