こんにちは! T.Nakataです!
住宅設備の中で、キッチンは皆さんこだわりを持って検討される方が多いですが、対してお風呂は割合
標準的な仕様で良いです
と仰る方が多いです。
確かに、ユニットバスルームはショールームのアドバイザーさんをして
お風呂の耐用年数は15年です
と仰られていますので(私も初めて聞いた時は驚きました)、優先順位が下がるのは無理もないのかな?と思います。
私自身、なるだけショールーム見学には同行させて頂き情報のアップデートをするようにしていますが、そんな中で「皆さん外されるなぁ…という標準」と「人気のオプション」、「人気の標準」をご紹介致します。
人気の標準
まず初めに、弊社はTOTOさんを標準仕様として採用していますので、TOTOさんの商標の標準のご紹介が多いのでご了承下さい。
魔法瓶浴槽・断熱風呂ふた
浴槽周辺の「断熱材」「断熱ふろふた」による保温性能により、4時間で2.5℃しか下がりません! 風呂ふたも断熱材で作っているのでとても軽い! 昔のようにジャバラになっておらず、大きな2枚の板状なので、カビも生えづらく人気です。
ほっカラリ床
床の内側にクッション層があり、畳のようなやわらかさを実現。同時に断熱材の役割も果たすので冬場の1歩目もヒヤッとしません。乾燥スピードは…ビックリするような速さは無いようには感じますが、不満を感じることはない程度です。
ここでミニ情報。 先日、ショールームのアドバイザーさんが「お風呂から上がられたら換気扇を4時間かけておいて下さい」と説明されていました。24時間換気だけでは換気が間に合わないので、4時間程換気扇を回していた方が良いそう。特に床がカビやすいので、入浴後に換気扇を入れる習慣をつけても良いかもしれませんね。
人気のオプション
次に、割合採用される方が多いオプションを紹介致します。 個人的な意見も多少入っていますがご容赦下さい。
人大浴槽
表面の硬度が高い人工大理石の浴槽は、柔らかい素材のFRP(強化プラスチック)と比べて、傷や汚れが付きにくいです。また、時間が経っても劣化しにくいので、長くキレイを保つことができるので人気です。
人大浴槽はキラキラとしているので、見た目の美しさも魅力です。
開き戸
標準的な折れ戸に比べ、開き戸はシンプルな形状をしているため、カビや汚れが付きにくく人気です。
最近は、折れ戸も大分シンプルな形状となりカビにくくなりましたが、それでも開き戸に比べると枠が多くカビやすいです。
外されガチな標準仕様
最近、外されることが多い標準…それは「鏡・カウンター・収納棚・タオル掛け」です。このようなアクセサリー類は、掃除の上でとても邪魔になるので、外してスッキリとさせたい…というご要望がとても多いです。
なるだけアクセサリー類は設けず掃除がしやすいようにするのが人気です。
アクセサリー類を外しても価格的には殆ど下がりませんが、コストではなく「掃除しやすさ」がポイントです。
あと、浴室に「窓」を設けない方もとても増えています。換気は換気扇で十分ですし、断熱的には不利なので窓があると「寒くなる」、そして何より「汚れる」という点で窓無しのご要望が増えています。「暗くない?」と思われる方もいらっしゃいますが、そもそもお風呂に入るのは夜だけ…という方には窓に採光は不要ですね。
まとめ
最近の傾向としては、「掃除のしやすさ」を基準にアクセサリー類を外して、「お掃除が楽になる機能」を追加される傾向にあります。毎日使うプライベート空間。お掃除機能を優先するメリットは大きいと思います。
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