小さく建てて質を上げると幸せになれる?|コンパクトな家づくりのススメ

こんばんは! T.Nakataです!

家づくりのご計画を進める際、ご予算には限りがあると思いますが、そのご予算をどこに振り分けるか?が重要になります。

目次

予算の割り振り先

予算の割り振り先としては、

① 面積
② 耐震性
③ 耐久性(メンテナンス性)
④ 断熱性
⑤ 住宅設備
⑥ 材質

といったところでしょうか?

⑥ 材質を落として① 面積の広い家を建てるか?、⑤ 住宅設備のグレードを落として ④ 断熱性を上げるか? など、お施主さまは色々な選択を迫られます。それぞれの項目につき1か10かではなく、どのようなバランスでコストをかけるか?を考えることが大事になります。

(誰も断熱性能が低い家が良いと思いませんし、耐久性も同じ。材質や面積もしかりです。)

私の個人的な意見としては、この中では① 面積の優先順位を落として⑥ 材質の質感を上げるコスト配分を行うことが、幸せな家づくりへの近道に感じます。

特に床材…無垢の床を採用するためのコストは30~40万円くらいから可能に…(1階のみの場合はその半分です)。それだけで、家の雰囲気…質感がグッと変わって見えるから不思議です。

家具や小物が入っていないインテリア写真は、合板フローリングの場合は味気ない雰囲気になりがちですが、無垢の床の場合は何もない状態でも「サマ」になるように感じます。

先日申し上げた通り、「設計者のプラン力により同じ広さ感を感じる家が少なくとも1割は床面積が変わります」。

例えば32坪の家が30坪になれば…2坪(4帖)小さくなれば…50万円程度はコストダウンできます。 合板フローリングから無垢の床に変えてもお釣りが来ます。 そのお釣りの10万円で、断熱材の厚みを変えたり、窓サッシのグレードを上げることもできます(樹脂複合サッシと樹脂サッシのコスト差は1軒全体で20~30万円です)。

更に、コンパクトな家づくりを行うことで、外壁面積・屋根面積・内壁面積などを減らすことができるため、性能や質感アップのためのコストアップも抑えることができるというオマケ付きです。

まとめ

何となく広くしておこう…間取り」「見た目だけの広さ=通路部分の多い間取り」などを改善することで、家づくりの可能性がグッと広がります。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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