こんにちは! T.Nakataです!
素材の質感がそのまま楽しめる無垢床材(むく床材)。無垢の床材は見た目はもちろん、触り心地や調湿効果など機能面でもメリットがいっぱい。しかし、キズが付きやすい、高い、メンテナンスが大変そう、色々とデメリットを目にしたり耳にするので、採用するのに勇気が必要…。無垢材とはどういうものかを理解し、採用されるか検討してみては如何でしょうか?
以前、こちらで無垢床材のメリット・デメリットはお伝えしましたので、今回は、割合無垢床の中では手が届きやすい価格帯の樹種の特徴についてご紹介していきます。
パイン(松)
☞ 硬さ : 柔らかい
マツ科の針葉樹。木肌の色合いは、淡いい褐色(心材)~淡い黄白色(辺材)で、節は派手目なのが特徴です。柔らかく暖かみがあり「無垢の床は冬場でも暖かい」と言われる床材の代表格です。
どちらかと言うと可愛い雰囲気の家によく合う木目です。
スギ(杉)
☞ 硬さ : とても柔らかい
日本特産の代表的な樹種。温もりや心地良い香り、そして、やわらかな触り心地が人気。心材は赤く、辺材は節を模様として楽しめます。(価格によって節有・小節・上小節・無節があります。)空気層が厚く、保温性、断熱性に優れていますが、無垢床材の中で最も柔らかい部類に入り、キズが付きやすいのがデメリットです。
和風・和モダンな雰囲気の家によく合う木目です。
オーク(楢・ナラ)
☞ 硬さ : 硬い
日本ではナラの木と呼ばれ、日本全国で見られるブナ科の広葉樹。割合派手目な木目が特徴で、板目に取れば色深い波線形の木目となり、柾目に取ると一転して穏やかで優しい木目に。また、虎の毛のような反転模様の木目(虎斑)を楽しめるなど、一本の木で多彩な表情を見ることができます。
シンプルモダン・和モダンな雰囲気の家によく合うため、私も一番好んで使用しています。
ヒノキ(桧)
☞ 硬さ : 柔らかい
日本では古くから最高級の建材として幅広く使用されてきました。柔らかくやさしい足触り。香りも魅力。床材としては割合安価に手に入れることができます。
可愛い雰囲気の家・和風の家によく合います。
まとめ|無垢床材のコスト感
一般的な合板フローリングと比べ、割合手が届きやすい上記の無垢床材でもコストは約3倍。3倍と聞くととても高く感じるかもしれませんが、1棟まるまる変えたとして(平均的な約30坪前後の家の場合)約40~50万円くらいの差額で可能なことも。これを高いと考えるか安いと考えるかはご自身の価値観との相談だと思いますが、私としてはおススメです!
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