注文住宅の依頼先は得意分野を見て選ぶ|ご自身に「合った」パートナー探しをしましょう

こんにちは! T.Nakataです!

以前、

こちらで「標準仕様はコスパが良い」と申しましたが、ほぼそれに近い内容ではありますが、大事なので改めてお話します。

目次

注文住宅会社で、一番「良い」会社はあり得ない

注文住宅を建築できる会社は無数にあり、皆さんは「一番良い家」を探して全力で家づくりの検討をされます。

しかしながら、断言します。「1番良い家」を提供できる会社はありません

もしもそんな会社あれば、その1社を残し他の会社が淘汰されると思います。しかし、現状はその真逆です。

そして家づくりにおいて「良いの定義が皆さんそれぞれが一緒ではない」ことが更に事態を難しくします。

「夫婦が20年住めれば良いので耐久性は低くてもとにかく安く抑えたい」という方もいらっしゃれば、

「どうせ建てるならコストは度外視、年中快適な断熱性能が高い家にしたい!」という方も、

「雑誌やインスタで見たようなオシャレな家で耐震性に優れた家をソコソコの価格でバランス良く実現したい!」という方もいらっしゃいます。

どのお客様の価値観も間違いではありません。 優先順位が違うだけです。

床材を例にあげてもっと言えば、一般的に高価なウォルナットの高級感のある床よりも暖かみのあるパインの方が好きという方もいらっしゃるように、「高ければ良いモノ」というわけでもありません。

注文住宅には得意分野がある

お客さまに優先順位があるように、注文住宅を建築する会社にも得意分野があります。

☞ ローコストがウリの会社
☞ デザイン性に優れた家づくりが得意な会社
☞ 高気密高断熱を推奨する会社
☞ 間取り提案が得意な会社
☞ 無垢材を始めとした自然素材をふんだんに使用した家を得意とする会社

といった感じです。

複数社の見積もりを取って打合せを進めていると、いつの間にか「とにかくコストを抑えたい」という思いが強くなり、「間取り(広さ)と価格だけを見て建築会社を決める」という結論を出される方も多々いらっしゃいますが、このような見積もりの金額だけで依頼先を決めてしまうと後で後悔することになります

例えば、普段は新建材を多用し、安さがウリの会社にデザイン性に優れた家を建築してもらおうとしても

☞ 間取りプランの制約が多く、希望の間取りにできない
☞ 大工さんや職人さんが普段やらない仕事を求められることとなり、うまく施工できない
☞ 同じ理由で工期が延びてしまう
☞ どうやっても想うようなクオリティのデザインにならない

といったことになります。

普段やり慣れないことを求めると、コスパも悪くなりますし品質も確保できない可能性も高くなります。

何より、家づくりの打合せがスムーズにいかず打合せにストレスが溜まる。という事態が生まれます。 …家づくりは楽しくないと嫌ですよね?

住宅会社を比較する時は、費用だけでなく、施工事例や各会社の特徴を見比べて、その住宅会社(担当者)がどんな家づくりが得意なのか?を見極めるようにしましょう。

まとめ

今回は箇条書きでまとめさせて頂きます。

・ 「弊社が一番!」という会社(担当者)は100%ウソ。
・ 「良い家」は千差万別。
・ 高い家が良い家ではありません。
・ ご自身に合った会社・担当者を探しましょう。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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