住宅の外観を【デザインする】時のポイント|最重要項目3つをご紹介します!

こんにちは! T.Nakataです!

こちらで、外観デザイン・インテリアデザインを行う際に、窓のラインを揃える(上で崩す)と良いとご紹介しました。

住宅の外観を【デザイン】するには、いくつかのルール(基本的なテクニック)があります。今回は、このいくつかのルールの中の3つの最重要項目についてご説明していきます。

目次

外観を【デザイン】する時の3つの最重要ルール

まず、外観をデザインする時の最重要ルール3つをご紹介すると、以下の通りです。

☞ 外観デザインは間取りと同時に考える
☞ 色・形・パーツを揃えて崩す
☞ アクセントを設けるか(どうするか?その予算は?)を考える

外観デザインは間取りと同時に考える

皆さん、家づくりの計画でまずは建物の配置を考えて、間取りを考えますよね。間取りばかりに目がいき外観デザインは設計者任せだと思います。

その設計者も、ファーストプランの作成時には外観デザインと間取りを平行して考えていても(考えていない設計者も多々いらっしゃいます…これは問題外…)、間取りの変更を繰り返すうちにバラバラに…というケースも。

間取りに全集中しつつも、外観デザインと間取りの兼ね合いを考えながら計画しないと、外観をデザインすることは難しいです。

色・形・パーツを揃えて崩す

私の担当した建物にしては珍しい、北欧風の外観デザインですが、窓に注目して下さい。上端・下端ともに揃っていて、横方向もなるだけ揃えようとする意図を感じて頂けると思います。また、色も破風・軒天・玄関扉が「茶色」、窓枠・ドアノブ・ランプが「」、外壁・ベントキャップ(換気扇カバー)・たて(雨)樋が「白」と色も3色以内に揃えています。

この手法は、洋風・和モダン・シンプルモダン…色々な外観デザインの種類がありますが、どの種類においても「揃える」という手法は大事です。

住宅の外観デザインは、ファッションに通じるところも多いです。色は3色以内が原則、スタイルを揃える。などなど。

その上で「崩す(遊ぶ)」のも有用です。

上の写真は窓をランダムに配置しているように見えますが、まずは色々なラインを揃えた上で崩した実例です。

ファッション・住宅のデザインも同じですが、「揃えて崩す」ことが大事です。「最初から崩れている”だらしなさ”」とは全く違うものなので注意が必要です。

よく「デザイン上級者だよ!」と言ってルールを無視して意図を感じないバラバラな外観デザインをご提案する設計者も居ますので注意しましょう…(汗)

アクセントを設けるか?(どうするか?その予算は?)を考える

美しい外観にはアクセントは必要ない…というのも一つの考え方ですが、アクセントを設けるなら最初の段階から予算と合わせて考えておく必要があります。

上は玄関周辺・白い外壁部分にアルミのルーバーを設けた例。

上は、バルコニー手摺にタイルやガラスをアクセントとして設けた例。

どれも家全体の質感を高めて有効ですが、それぞれ数十万の差額を必要とするので、最初から予算を決めて設けることを前提に考えておかないと後から検討するには資金的にしんどいと思います。

まとめ

今回は、あえて色々なスタイルの外観の家を例にあげながら外観をデザインすることについて述べさせて頂きました。つまり、どのようなスタイルの家であっても外観をデザインするための基本的なルールは同じ、ということです。外観デザインと間取りを平行して考え、揃えて崩し、アクセントを設けることで、外観をデザインしてみては如何でしょうか?

家づくりのご相談

家づくりに関するご質問・ご相談は気兼ねなくご相談下さい。(広島・山口県岩国エリアの方につきましては、家づくりのプランニングのご依頼も承ります)

    お名前必須

    メールアドレス必須

    郵便番号必須

    〒  -

    ご住所

    TEL必須

    ご相談内容任意

    ご相談・お問い合わせの内容をお書きください。

    記入内容をご確認の上、よろしければチェックして下のボタンをクリックして下さい。

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

    コメント

    コメントする

    目次