土地の購入と建物の計画の順番は?|総額が分かってから土地を購入すべきです

こんにちは! T.Nakataです!

土地購入に際して、思いもよらずかかってしまう費用があることは、先日申し上げました。

そこから何に気を付けるか?を考えてみます。

目次

土地を購入する手順は?

まず、土地を探す時皆さんは何をされるでしょうか?  SUUMOのようなポータルサイトで情報収集するか、近くの不動産屋さんに足を運ぶ…といったところでしょうか?

☞ SUUMOで気になる土地を見つけて不動産屋さんに連絡 ➡ 土地を見て購入の判断を迫られる。
☞ 近くの不動産屋さんに足を運ぶ ➡ 土地を見て購入の判断を迫られる。
(場合によっては、不動産屋さんの知り合いの工務店などを紹介される)

といった流れになります。 建築会社によるチェックが途中で入ればまだ良いのですが、それ以外の場合は注意が必要です。

土地ローンは住宅ローンの一部

基本的には、土地だけのローンはありません。住宅ローンの中の土地分の融資、といった感じです。ですので、土地を購入する際に住宅ローンの本審査を通すには「住宅を建築する計画が必要=住宅の請負契約書が必要」になります。(仮審査は、契約書抜きで通すことができます)

また、土地を契約すると、それから1カ月~2カ月後には土地の手付金以外の残代金の支払いが必要となります。

土地の購入(契約)から1~2カ月後には土地残金の支払いが必要になる

つまり、どういうことになるか?と言うと、「遅くとも土地を購入(契約)して約1カ月後には住宅の請負契約をして、ローンの本審査を申し込んで承認を取り付け、つなぎ融資(※)を申し込んで通して実行する」必要が出てきます。

冷静な判断ができないくらい、せわしなく住宅を建築する会社を探す必要が出てきますし、厄介な土地であれば総額を知ることができないうちに色々な決断が必要となります。

土地の契約の前に住宅の建築会社に相談しましょう

以上より、おススメの土地購入の流れをご説明致します。

① 住宅の建築会社に相談する
② 土地にかかる費用(目に見えない費用含む)を調べてもらう
③ 建物の参考プランを作ってもらう
④ 参考見積もりを作ってもらい、総額を把握する
⑤ 土地を購入する(契約する)

失敗しないためには、この流れ一択です。

ただ、最近はかなりのスピード感がなければ良い土地が手に入らないご時世です。販売開始から数日で販売終了の土地も多数あります。ですので、上記の①~④をいかに素早く行う(行ってもらう)かがポイントになります。ですので、メンターとなる住宅の建築会社をまずは決めて、できれば一緒に土地探しを行う…土地を見つけたらその会社にすぐに相談する、という流れを予め作っておくと良いでしょう。

まとめ

上記の方法で土地探しを行う場合、住宅会社とお客さまの間に強固な信頼関係が必要となります。信頼できる建築会社の担当を見つけることが、納得のいく土地探しを行う近道となると言えます。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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