こんにちは！ T.Nakataです！
私は普段、住宅展示場で接客をさせて頂いておりますが、「土地を購入して建物を建築をしたい」いわゆる「土地無しのお客様」が７割くらいの割合で来店されます。広島は（…広島に限らないのかもしれませんが）土地探しがとても難しい県で、皆さん頭を悩ませていらっしゃいます。
土地は地縁がある場所で探す
断定するのはとても危険ではありますが、「土地はどこでも良いです」と言われる方の方が最終的に迷子になる方が多いです。 そして、最終的には「地縁」がある場所をベースに土地を決められます。
地縁とは、これまでに縁があった場所のことで、
① 実家がある場所
② 職場の近く
③ 通った学校の近く
④ これまでに住んだことがある場所
がこれに当たります。このエリアを希望されたり最終的に購入される方は９割くらいの印象です。残りの１割の方は、将来仕事の関係や実家に戻るなど、「転居することが決まっていて、将来売りやすいことを前提に家づくりを行う方」や、「新しく開発されたニュータウンを希望される方（厳密には、利便性が良い場所を探した結果中々難しい現状を知って、ニュータウンに希望を変えて購入される方が多く、初めからニュータウンを希望される方の割合はとても少ないです）」です。
９割…殆どの方が「地縁」のある場所で土地を購入されるので、初めからこれを基準に土地探しをしても良いのでは？と思います。
そこで、とても役に立つのが「坪単価マップ」です。
坪単価マップ
これ、データ収集含めて私の手作りですが（地図のベースは業者さんに作って頂きました）、私の居る展示場の中で一番人気の掲示物です。手間がかなりかかっているので極秘資料でしたが、今現在の単価で作り直しましたので、旧バージョンを公開です！
「４ｍ以上の道路とフラットで入れて、人気の30坪くらいの土地で、販売開始から３カ月目安で売れた事例を集めて、その中から私の経験をもとにに選んだ代表的な単価を地図に落とし込んだ資料」で、ここに「地縁がある場所」をプロットしていき、探す場所を決めることをおススメしています。
プロットした場所を中心に小さい円を書いて、少しずつ広げて…場所を決めていきます。 これ、結構納得感の強い土地決めの方法と感じます。
そして、ある程度候補地が絞れて来たら…
こちらをご覧くださいね！
まとめ
「地縁」がある場所を購入する…当然のことです。「これまでに住んだり通ったりしたことがある場所」は「生活のイメージが沸きます」。どのような施設にどのようにして行けばいいか？知っていますし、交通手段や道路（裏道）にしてもある程度イメージが沸きます。「土地を買う…住処を決める」には、多額の資金が必要で、平行して大きな決断が必要になります。不安も大きいと思います。これが「最終的な決断」の足かせになります。「地縁」がある土地であれば、その不安が大なり小なり小さくなる、ということです。 それをより明確にイメージできるように、坪単価マップを作成・利用してみては如何でしょうか？
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