外観デザインを整えるテクニック|隠す・目立たなくする

こんにちは! T.Nakataです!

先日、こちらで

外観デザインを整えるテクニックの基本は「窓の高さを揃える」こととご紹介しました。

横ライン・縦ラインを揃えることで整った印象になります。

更にもう一歩進んだテクニックとして、「隠す・細くする」という手法があります。

目次

隠す・目立たなくする

特にシンプルモダンな外観デザインをつくる時は、窓以外の要素を壁面からできるだけ消すことがポイントになります。
具体的に消したいのは、庇・樋・換気口などです。
窓の上部に付ける庇は、躯体で作るのではなくアルミ製のものを使うと存在感を薄くすることができます。

玄関やバルコニーは、出っ張るよりも引っ込めるプランを基本としましょう。外観デザインにおいて出っ張ったバルコニーはデメリットに働くことが大半です。

揃えた窓の上部にはアルミ庇。バルコニーは引っ込めて外壁に揃えると綺麗にまとまります。

雨樋がファサード面(道路側)から見えないように屋根勾配を決める

屋根に降った雨水を受けて排出する雨樋は、外観デザインを考える上では「無駄な線が増える」悩みのたねとなる事が多いです。できるだけ、ファサード側(道路側)からは見えないように屋根勾配を決めて雨樋の存在を感じないようにすると良いでしょう。
ただし、南側道路で太陽光発電を設置する場合は屋根勾配が道路側に向かってくるため、雨樋が見えるデザインになりがち。
そこで、パラペットを立ち上げるなどして屋根勾配が気にならないような工夫をすることが必要となります。それも無理な場合は、外壁や屋根の色と雨樋の色を揃えます。予算的に可能であれば、できるだけ細くスッキリとした形状の雨樋を選びたいところです。

雨樋を設けないことも!

玄関上部の白い大型庇。下屋根の一種なので、雨樋をつけたくなるところですが、思い切って雨樋を設けないという方法もあります。この場合、雨は屋根から地面に流れ落ちてしまうので、雨が落ちる部分に砂利やコンクリートを敷きましょう。土のままだと雨水で削れてしまいます。

まとめ

外観デザインを考える際、窓をはじめ様々な要素を「揃え」たら、次は不要な要素を「隠したり目立たなくしたり」します。そして、必要であればワンポイントのアクセントを入れることで、変化をもった外観をデザインすることが可能となります。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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