延床面積別・家の大きさのイメージ比較|74.80㎡(22.62坪)~108.57 ㎡(32.84 坪)

こんにちは! T.Nakataです!

昨日「最近は建物の延床面積が小さくなってきています」とお伝えしました。

私個人としては、30坪前後の延床面積のお宅をプランニングさせて頂くことが多いですが、「実際どのくらいの面積だとどれくらいの建物になるの?」と疑問に思われる方も多いと思いますので、少しだけ実例を交えながらご説明致します!

(WEB上に間取りまでは掲載することができませんので、ご了承下さい。 ※個別にご相談下さい。)

目次

延床面積|70㎡-80㎡

70㎡台の場合、「絶対に必要なもの」を中心に物事を組み立てていく必要があります。更に、色々な「機能を兼ねる」ことを考えて部屋数や間仕切りを減らすことを最優先に考えます。

一般的なお宅に比べて遥かにコンパクトな74.80㎡(22.62坪)の家です。1LDK+ハーフビルトインガレージ+WIC。トイレはちゃんと2つあります。この方は、コストを最優先とされ、2人でお住まい頂くお宅ということで、攻めたプランになりました。

このくらいの大きさのお宅は、何が必要で何が不要かをしっかりと優先順位をつけて検討する必要があります。

延床面積|80㎡-90㎡

このくらいになってくると、色々とできることが増えてきます。

とは言え、一般的な3LDK-4LDKの間取りを入れるには厳しい側面もあるため、LDKスペースと玄関エリアを別のフロアとする…つまり2階リビングをベースに間取りを考えます(コンパクトな住まい=コンパクトな土地での計画のことが多いため、採光面でも小屋裏スペースの利用を考えても有利だからです)。上の写真のお宅は、83.84 ㎡(25.36 坪)のお宅。1LDK➡3LDKに間取り変更できるような工夫を凝らした家づくりでした。

思えば、ここ最近お引渡しの3棟はいずれも80~90㎡のグループに入っていました。

上のお宅は84.73 ㎡(25.63 坪)で、間取り的には普通に3LDK+吹抜けのお宅です。変形地のコンパクトな敷地でしたが、窓計画で明るく開放的な家です。

こちらも87.73 ㎡(26.55 坪)ですが、面積以上の大きさを感じる家ではないかと思いますが如何でしょうか?

思いっきり白飛びするくらい(撮影能力…汗)吹抜けから光が降り注ぐ、比較的オーソドックスな(?)間取りの家づくりでした。間取りは3LDK+吹抜け+広めの玄関(SIC付)+WIC。普通の間取りですね。

番外編として、78歳のお施主様のためにプランニングさせて頂いたお宅で、ディテールは至って普通なテイストですが、1.5階建(確認申請上は2階建)です。お施主様の身長に合わせた高さ150cmの蔵の上にお子さんが泊りに来られた時用のお部屋を備えている3LDKの間取りの82.25 ㎡( 24.88 坪)です。因みに、蔵の高さを140cm以下に抑えると延床75.62㎡の「平屋」の3LDKの家になります。

延床面積|90㎡-100㎡

少しコンパクトかなーと感じるくらいの面積です。部屋数か部屋の広さか?の選択によって方向性が変わってくる広さの家です。個人的には100㎡以下の間取りの場合はお施主さまと設計者(プランナー)の意思疎通がとても大事に感じます。

3LDK+趣味部屋=4LDKの95.88 ㎡(29.00 坪)の家づくり。過不足の無い大きさの家づくりが可能になります。

92.97 ㎡(28.12 坪)。3LDKとすれば、LDKも18帖以上と注文住宅の平均以上の広さのLDKも可能で、かなりゆったりとした玄関エリアの家づくりも可能となります。

こんな感じの広々とした玄関を取っても92㎡に抑えることができます。

ハーフ吹抜けなどを利用すれば想像以上にゆったりとしたスペースを取ることができる、プランナーの力が試される大きさの家づくりもこのカテゴリの家づくりの特徴です。上記写真のお宅は99.37㎡(30.05坪)の3LDK+ハーフ吹抜け+WIC+書斎スペース。

ちなみに平屋であれば、98.13 ㎡( 29.68 坪)もあれば4LDK+S(+トイレ2つ)+SICも可能だったりします。

延床面積|100㎡-110㎡

個人的にはこのカテゴリの家を一番多くプランニングさせて頂いているような気がします。

106.40 ㎡(32.18 坪) 3LDK

108.57 ㎡(32.84 坪)・4LDK(+吹抜け+中庭+土間)

107.65 ㎡(32.56 坪)・3LDK+トレーニングルーム+パントリールーム+ファミリークローク+広い玄関+吹抜け

広い玄関…。

このくらいの広さとなれば、多種多様な家づくりが自在になります。

まとめ

私個人的には90㎡~110㎡の家づくりの割合がとても多いです。このくらいの延床面積の家の場合、「とりあえず入れときますね」といった「無駄?」はなるだけ削ってお施主さまの「らしさ」をどう表現するか?に注力しつつ、お施主さまと設計者(プランナー)の二人三脚の家づくりが必要となる、絶妙な広さの家づくりになるケースが多いです。

なのでプランナー的にも、このカテゴリの家づくりはとても楽しかったりします。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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