こんにちは! T.Nakataです!
本日は、少し視点を変えた投稿です。
よくお施主さまから「作業をされていらっしゃる方への差し入れは必要ですか?」というご質問を頂きます。
答えは「NO」。建設現場の近くにお住まいの方は、お茶やお菓子を持って来て頂ける方がいらっしゃいますが、「差し入れをしても仕事の良し悪しは変わらない」ので、差し入れは義務ではないです、とだけ申し上げます。
現場に常駐しているのは棟梁(大工さん)のみ
基礎現場は勿論、上棟した後も様々な業種の作業員さんが現場に出入りします。その業種は多岐にわたり、10種類は軽く超えます。ですので、いつ・何人で工事されているか?を正確に把握しているのは、現場監督くらいではないでしょうか?(毎日の管理…となると監督でも管理できていないかもしれません)。そんな中、現場に常駐しているのは棟梁(大工さん)のみ(その棟梁さんも、他の現場の応援に行ったりして現場を空けることはよくあります)。現場の規模や大工さんの手のはやさにもよりますが、30日~60日くらいは現場にいらっしゃいますし、一人大工さんの場合は、ゆっくり現場でお話されても良いと思います。
良い仕事をしているか?をチェックするのではなく、お話を楽しむ感覚で
大工さんを訪ねて現場に足を運ばれる際は、「良い仕事をしているか?」とチェックしに行く…のではなく、大工さんと「お話を楽しむ」感覚が大事です。
私も、担当の現場は1週間~10日に1回は必ず現場に足を運びますが、細やかなチェックをする…というよりも、大工さんの進捗の確認と、気になる部分があればそこを重点的に確認、一番は大工さんと情報の共有を行うことを目的としています。
大工さんの休憩時間
大工さんとゆっくりお話しをされたい場合、10時・12時・15時がおススメです。 いわゆるオヤツの時間と昼休みですね。
キチンと管理されている現場である程、この時間帯にキチっと休んでいらっしゃいますので、一緒にコーヒーやお茶を飲みながら話をすることができます。
「コーヒーとお茶…どっちが好みかな?」「ブラックか微糖どっちが??」と思われるかと思います。
そこは、「初回はブラック・微糖・お茶」を全部持って行き、好きに選んで頂く。どれを選ばれたかを観察して、次回はそれを持って行く。で大丈夫だと思います。
まとめ
お施主さまがあまり現場にいらっしゃらない場合、結構大工さんは気にされます。「中々来られないけど大丈夫?」と不安がられることも…。ですので、気軽に現場にいらして大丈夫だと思います。
大工さんに直に変更の依頼をされるのはNGですが(ミスの原因になります)、現場で作業されていらっしゃる方の声を聞かれることで、安心感が生まれると思います。
余談ですが、注文住宅の営業マンで優秀な人(契約棟数ではないです…建築知識に優れている…という意味です)は、よく現場に足を運びます。 現場に足をあまり運ばない営業マンは、どんなに契約棟数が優れていても「家に興味はなく、家を売ることに興味がある」担当であることが多いので注意しましょう(分譲住宅を購入する担当者…であれば良い担当者になると思います)。
現場に足をよく運び続ける営業マンは不思議と受注棟数も多いです。そういった担当者に出会えれば、安心して家づくりを行うことができますね。
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