間取りづくりの基本|まずは敷地を観察して特徴をつかむことから始める

こんにちは! T.Nakataです!

家づくりにおいて間取りづくりは皆さん悩まれると思います。

家づくりのご計画を始められた方なら、雑誌やSNSなどをご覧になり「こんな間取りの家に住みたいなぁ…」と夢見られたことは一度はあるのではないでしょうか?
建築するための土地を所有されていらっしゃる方なら、”この間取りを自分の土地にはめられるかな?”と間取り集を探されたりしているのではないでしょうか?

確かに、素敵な間取りづくりにはある程度のルールは存在するので、間取り集をご覧になること自体は良いと思います。しかしながら、その間取りの家は「その場所・その敷地に建ったから」素敵に見え、評価されています。
大切なのは「敷地と建物の関係性」。まずはよく敷地を観察し、特徴をつかむことが大事です

目次

敷地を観察して特徴をつかむ

敷地の第一印象が少しくらい悪くても気にする必要はありません。敷地の特徴に合わせて設計の工夫できれば、好条件の敷地以上の間取りづくりを実現することもできます。
これは、土地を探して家を建てられる方の、土地の探し方にも参考になる部分で、パーフェクトな土地を探すのではなくて、もう一歩くらいの土地を探す方が、コストまで含めるとトータルで良い選択になる可能性がある、という事になります。

100点満点の土地はないモノと考える

日当たりも良く、周囲に建物が建つ心配もない。平地で広くて整形の土地で道路環境も良い。そんな土地は市街地ではもちろん、田舎でも中々見つかるものではありません。もし見つかったとしても、価格がとても高く購入できる方はごくごく僅か、そのような土地を親族が所有されていらっしゃる方も中々いないのではないかと思います。
なので、100点満点の土地を探すのはナンセンス。一見イマイチに見えても、ダイヤの原石のように磨けば光る可能性がある土地であれは、検討に値すると思います。

土地を活かせるかは設計力次第

では、ダイヤの原石のような土地をどうやって見極めるか? それは敷地をよく観察することでしか見つけることができません。
参考までに、私が敷地を見て可能性を感じるポイントをいくつか挙げてみます

・ 土地がもの凄く狭い ➡ 道路の幅が広ければOK
・ 北側道路で南側に高い建物が建っている ➡ 南北方向に長い or 東西方向の一部に抜けがあれはいけるかも?
・ 近隣に建物が建て込んでいる ➡ 一点突破で借景できる方角があれはOK
・ 旗状地 ➡ 縦列駐車でも良い&駐車場1台以下でOKなお客さまにはとても良い土地かも?

一般的に、不動産的には価値が低いとされ敬遠されがちな「旗状地」ですが、その分坪単価的に3割程度安めに設定されて販売されます。旗状地のデメリットは大きく、駐車スペースが限られることと、周囲に建物が建て込みやすいことの2点ですが、縦列駐車でも良い、もしくは駐車場1台でOKなお客さまであれば、設計力で日当たりを確保できるのであれば、とてもお買い得な土地になります。
所有されている土地の条件が悪いので他の土地を探そう、土地を見たけれど、ぱっと見の印象が悪いので他の土地を探そうとされるのは、可能性を潰す勿体ない行為かもしれません。 よく土地を観察して、敷地に輝く要素がないか検討するべきだと思います。

利便性はとても良いものの、22坪というコンパクトな北入りの土地(解体更地渡し物件)、東西に建物が密着してぱっと見イマイチな印象ですが…

駐車スペース2台+4LDKの広々3階建でこの周囲では考えられないくらいのコスト感で細部にまでこだわった注文住宅を建築頂けました。

良い土地はそのまま活かす

良い土地で間取りを考える時、その土地の特徴を活かすことを考えるのが正解です。広い土地であれば平屋、自然を感じる土地ならば自然を取り込む家、眺望が良い土地なら大きな開口のある家、といった感じです。

イマイチな土地は設計力でカバーする

一見、イマイチな印象の土地でも設計力で逆に魅力的な間取りを生みだすことができるかもしれません。狭くて日当たりが悪い土地は二階リビング、敷地のカタチが悪い土地は建物を変形させたり、土地の形状を活かした設計が可能なことも多々あります。

検討すべきでない土地

設計力である程度はカバーできるとは言え、それでも検討すべきでない土地も幾つかあります。それは、

・ 再建築が不可能な土地 ➡ リフォームしかできないので将来の不安を抱えることに
・ 背の低い堀込車庫がある ➡ 堀込車庫の上に建物の建築は不可、取り壊すにも費用がかなりかかります
・ 防災上危険が伴う土地 ➡ 建物だけでは克服できないような災害が起こりそうな土地はNGです

です。このような土地の場合は、いくら価格が安いから、思い入れがあるから、と言って無理に建築をしようとするのはやめましょう。

まとめ

誰が見ても良い土地は、とても高価で中々手が出るものでもありませんし、そのような土地を所有されている方も少ないと思います。少しクセがあるくらいの土地でも、設計力次第では原石を磨いて輝いたダイヤのように見違えることも多々あります。土地をしっかり観察して、ご自身にとって「ここは良い!」というポイントがあるか探してみると思わぬ発見があるかもしれませんね。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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