コスパ重視!狭小住宅のプランニングのコツについて|色々な選択の連続です。

こんにちは! T.Nakataです!

先日ご紹介のこちらの狭小住宅、

の反応がちょっぴり良かったのと、昨日10坪の土地でのプランニングのご相談を受ける中で感じたコトが色々あるので、ご紹介です!

目次

狭小住宅とは?

「〇〇㎡以下の土地・建物なら狭小住宅」という明確な定義はありませんが、一般的には15坪…50㎡以下の土地に建てられる建物のことを言います。

狭小住宅 ≒ 50㎡以下の土地に建つ建物

50㎡と言うとピンと来ない方も多いと思いますが、概ね6m×8m強…スーパーの駐車場の横並び4台分くらいのスペースです(もっと分かりにくいですかね…?苦笑)

私もこれまで結構な数のコンパクトな土地でのプランニングに携わらせて頂きましたが、20坪~25坪くらいの土地での計画が多いです。
道路幅や用途地域など諸条件によりますが、20坪あると駐車場2台+3LDKくらいの間取りならストレスなくプランニングできますが、それよりも小さくなればなるほど、色々と取捨選択を迫られます。

狭小住宅のメリット

家を建てるなら広い家!と思ってしまいがちですが、狭小住宅を検討される方が多いです。これには様々なメリットがあるからです。

狭小住宅のメリットは主に

・ メンテナンスコストが安い
・ イニシャルコスト(建築費)が安い
・ ランニングコスト(光熱費など)が安い

というコスト的なものが主です。費用的な面で言えば、土地単価の高い「利便性の高い」エリアで総額を抑えた家づくりを行うことができることが大きなメリットとなります。

例えば、車2台駐車+3LDKを2階建てで普通に建築しようとすると、土地面積は30坪前後必要となります。この場合、例えば坪単価100万円のエリアだと、土地価格が3,000万円かかってしまいます。この時の、建物金額は2,000万円とします。合計で5,000万円くらいになります。

対して、同じく車2台駐車+3LDKを3階建てで建築しようとすると、土地面積は20坪前後で足ります。この場合、土地価格は2,000万円で済み、建物金額が3階建てになる事で2階建てよりも200万円くらい高くついたとしても、合計は4,200万円で済みます。

更に、20坪の土地にミニマムな1LDK~2LDKくらいの建物を建築すると建物価格はおおよそ1,700万円くらい。合計は3,700万円まで下がります。

狭小住宅のプランニングは選択の連続

狭小住宅は、2階リビングを基本に考えます。玄関・ホール・アプローチスペースがある1階は広い部屋を持っていくには不利で、2階であれば、ほぼほぼワンフロア全てLDKとすることができ、広いリビングを取ることができるからです。

お風呂や洗面室はLDKの近くか?寝室の近くか?を選択することになります。LDKの近くに設けるとリビングが狭くなってしまったり、洗濯物が洗濯動線が長くなったり、LDK周辺に洗濯物が散乱してしまったりする可能性があり、寝室の近くに設けるとリビングから水回りが離れてしまうデメリットがあります。

まとめ

このように、広い土地であればあまり問題にならない所に優先順位をつけつつ、色々と選択を迫られることになるのが狭小住宅の特徴です。

しかしながら、それが悪いというわけではありません。しっかりと、それぞれの生活スタイルを分析して、それに合ったプランニングを行うことができれば、コストパフォーマンスに優れた家づくりを行うことができます。

狭小地のプランニングについても、気兼ねなくご相談下さい。お問合せは↓よりお願いします。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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