こんにちは! T.Nakataです!
家づくりの計画を始められたばかりの方は、「自身にとって何坪くらいの建物がベストなのか?」というところがイメージしにくいと思います。そもそも「坪って何?」と疑問に思われるのでは?と思います。「坪単価」という言葉が独り歩きしていますが、内実それを理解しながら家づくりのご計画を進められていらっしゃる方は意外に少ないです。
1坪=2帖=約3.3㎡
1坪とは、タタミ2枚分の大きさ(2帖)で、約3.3㎡です。なので、約30坪の家=約60帖の家=約100㎡の家という事になります。
60帖の家…と聞いたら、なんだか狭いような感じられるかもしれませんが、そうでもありません。
60帖の家はどれくらいの広さ?
ご自身が必要な家の大きさをザックリ把握できる方法があります。こちらを利用して、60帖の家がどれくらいの広さか?を計算してみましょう。それは、それぞれの部屋の広さを足しあげてみる方法です。
LDK(18)+玄関・玄関ホール(3)+シューズクローク(1)+1Fトイレ(1)+2Fトイレ(1)+和室(5)+和室の押入(1)+洗面室(2)+浴室(2)+階段(4)+寝室(6)+WIC(3)+子ども部屋(5×2)+子ども部屋収納(1×2)+廊下(2)=61
()の中は帖数です。全部の部屋を足すと61になりました。
18帖のLDKに、4.5帖くらいの和室、6帖の寝室に3帖のWIC、5帖くらいの子ども部屋が2つをあまり廊下を作らず効率的に考えると取ることができそうです。
ここから、「余裕を持たせたい空間を足し」て「削って良い場所を削る」ことで全体を調整していきます。
60帖の家=30坪の家は、3~4LDKの家をつくるには十分であることが分かりますね。
30坪の家の実例
延床面積30坪の家は、結構色々できます。
ここ最近アップさせて頂いたお宅も延床面積30坪以下のお宅が多く、それぞれご満足頂く広さの家を建築頂けております。
まとめ
家の広さというものは、結果であり目的ではないので、「ご自身が必要としている家の大きさはどれくらいかな?」と目安をつけるのにご利用頂けたらと思います。 プランニングが上手い設計者とそうでない設計者では、1割以上建物の大きさが変わってしまうことも珍しくないので、そういった点の選別基準の1つにもして頂いても良いかもしれませんね。
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