LDK空間に変化をもたらす「ピットリビング(ダウンリビング)」

一般的に、LDKの床の高さは同じですが、床に段差をつけることで空間に変化をもたらすこともあります。リビングの床を下げるピットリビング(ダウンリビング)が最近注目を浴びています。リビングを広く感じるようにしたいけれど、吹抜けは取りたくない(取れない)。そんな時にリビングも一つの選択肢に入ります。

 

ピットリビングの実例のご紹介

これは、30坪という限られたスペースの中での家づくりのHさん宅。タタミに座って寛ぐリビングをご希望されました。通常、和室やタタミスペースは地面に座るため、天井高や窓の高さを下げることで「落ち着いた空間」とすることを考えますが、リビング使いの中でのタタミなので、地面に座る➡ソファに座るよりも視線が低い➡天井が高く感じる➡リビングの床を下げる➡もっと天井を高く感じる、ということで、吹抜けがあるような解放感を得ることができる効果を狙ってピットリビングをご提案しました。

キッチンの天井を下げ、キッチン➡ダイニング➡リビングと末広がりと感じる空間づくりで、リビングを広がりを強調するように工夫しました。

 

ピットリビングのメリット

ピットリビングを採用するにあたって、メリット・デメリットがあるので、それぞれを理解した上で選択肢に加えるか検討しましょう。
まずはメリットですが、大きくは

  1. 空間に変化をもたらす➡タタミリビングと相性が良い
  2. 天井が高く感じるので解放感が出る
  3. DKとリビングを緩やかに分けることができる
  4. 段差に腰掛けることができる

の4つです。

 

ピットリビングのデメリット

色々とデメリットもありますので注意が必要です。

  1. お掃除ロボットがリビングまで行けない
  2. 埃だまりができやすい
  3. バリアフリーではない
  4. リビング部分の床下点検ができなくなる(場合もある)

の4つが大きなデメリットです。

 

まとめ

空間に変化をもたらしてくれるピットリビングですが、大きなメリットがある反面、大きなデメリットも内在します。
実例のH邸の場合、お施主様のご要望と間口が狭く奥行きが長い南側道路の狭小地という敷地の条件からピットリビングをご提案しましたが、ピットリビングはリビングのその先…お庭(外構)計画も絡めるとグッと豊かな空間づくりができることも
ご興味を持たれた方は、ご自身がピットリビングを選択肢に入れていいのか?家づくりのパートナーに相談してみてくださいね!

 

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    Takashi Nakata

    Takashi Nakata

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM⇨大手HM⇨設計事務所⇨地場HMに出戻り|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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