充実の趣味室が主役の機能性重視の家

広島市佐伯区|I様邸


敷地面積 | 117.47㎡(35.53坪)

延床面積 |  95.88㎡(29.00坪)

完成年月  2020年10月


エピソード

Iさんは当初、お住まいの近くで「建売住宅」を探されていらっしゃいました。中々良い物件が出ない中、弊社の分譲地に興味を持たれお問合せ頂いたのが出会いでした。「限りある予算内で計画できるなら…」と注文住宅にも視野を広げられました。

建売住宅を探されていらっしゃるので、こだわりは少ないのかな?と思いつつ新居へのご希望を伺ってみると…「それ、注文住宅でないと実現できなくないですか??」というご希望が多いことが判明。お施主様ご自身も、「何で私たちは建売住宅を検討していたのか分からないです…?」と疑問に思われるほどのこだわりをご自身で再発見される結果となりました。

Iさんからのご要望

(奥さま)「友人を呼んでネイルをしたり、本格的な裁縫のための趣味部屋が欲しいです!」
     はい、趣味室全力投球の家づくり確定です。
(中 田)他に何かご希望はございますか??
(奥さま)「…ありません!」

はい、コンセプト確定です!笑 もちろん、その後色々とヒアリングを重ねさせて頂いて、木質感を活かした柔らかい表情のインテリアや、コストパフォーマンスを上げるための間取り(2階水回り・ほぼ総二階で真四角)。といった要素を加えさせて頂くことになりました。

敷地の状況

5世帯しか通行しない、先が行き止まりになっている東南側道路の4区画のミニ開発内の土地。北西側(奥側)は施設の駐車場で開けているという状況。35坪と郊外での家づくりには程よい広さの整形地。

設計コンセプト

コストパフォーマンス重視、日当たりが良い整形地、ということで比較的オーソドックス(王道?)な8×8グリッドの田の字型プランを基準に考えることとしました。友人を招いてネイルをされる関係上、趣味室は玄関から一番近い位置で個室で必要という事が確定でしたので、趣味室から広げていくようなプランニング手法で間取りを考えました。

外観デザイン

レンガ調のアクセントをあしらって、シンプルながらもどことなく可愛らしさを醸す、安定した箱型の外観デザイン。凹凸をつけて表情をつけ、単調にならないように配慮しました。


玄関横の袖壁は斜めにカット。シャープな直線的な印象を和らげる効果を狙いました。

インテリア


無垢オーク床材とグレーの壁の相性は抜群。メインの採光を側面からとすることで、キッチンからテレビを正対で鑑賞することができる。


限られたスペースを最大限利用。階段下のルンバ基地やキッチンカウンターとリモコン用のニッチなど細部にこだわり。

Iさんのお宅の主役は趣味室。カウンターのサイズ・高さ。カウンター収納の有効高さなど細部にわたってシミュレーションしながらオーダーメイドで製作。

奥さんが持ち込まれた、ネイル用のカウンターもピッタリはまるように微調整。

趣味室の入口は正面、リビングの入口は左側。無駄なく生活空間と趣味空間の切り分けを行いました。

お客さまが多いので、抜かりなく玄関横に手洗器を設けました。

まとめ

無垢材を用いたり、オーダーメイドの趣味室がある家を建売住宅で実現することは中々難しいと思います。コストだけを見ると建売住宅は最高ですが、汎用的な間取りや安価な素材を組み合わせることでコストを抑えて販売することが、建売住宅の存在意義だからです。注文住宅においても、優先順位さえ明確にできれば、コストを抑えつつ素材にこだわり、オーダーメイドにこだわることは全然可能ですので、固定概念に囚われずに、我々家づくりのプロにご相談頂くことをおススメします。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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