セオリーは「窓は中央に」/上級向けは「窓は中央を外す」|窓のもうけ方

窓は、その取り方次第で光の角度や風の流れが変わります。なので、間取りを考えた後に「この辺りにまどをもうけましょう」と考えるのは得策ではありません。窓は間取りと平行して考えるべきです。もっと言えば、ストレート型のLDKは特に「2間幅(3,640mm)の壁に1間幅(1,820mm)の引違窓を設ける」という昔ながらのお決まりセオリーに則って何の検討もなく窓を設ける設計者も多々いらっしゃいますが、本当にそれでいいのでしょうか?

中央に設ける窓の何故?

写真のように、2間幅の中心に1間幅の掃出し窓を設けるパターンは昔ながらのセオリーです。セオリーになるには理由があります。

① 構造的に安定する
② 家具の配置を邪魔しない

簡単に言うと「失敗が少ない」「汎用性が高い」窓配置なので、良く採用されます。

 

中央を外すのは難易度高め?

逆に、窓を壁面の中央ではなく上下左右に寄せて配置すると、隣の壁に光と影が伸び、部屋が明るくなるのと同時に趣きが出ます。部屋の隅に窓がある方が視線の抜けも良くなります。外観デザインもまとめやすくなりますし、外部からの視線のコントロールもしやすくなります。

ただし、窓を隅に設ける場合、注意が必要です。特に、家具をはじめ部屋に置くモノ・部屋の使い方をあらかじめ想定しておくことが大事になります。

 

まとめ

窓計画は設計の上手下手がわかるということは、何度も申し上げておりますが、

窓を「普通こうだよね」とセオリー通りに特に検討を加えることもなく配置してしまう設計者も相当数いらっしゃいます。部屋の中心に窓を持ってくることが良い悪いということはありませんが、「何の検討もなく窓を配置する」ことなく、色々なメリットデメリット・住まい方や家具配置を考慮しながら窓計画を行うようにしましょう。

 

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    Takashi Nakata

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    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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