住宅業界の闇!?住宅会社や営業マンを紹介されると損をしてしまう??

こんにちは! T.Nakataです!

今回は、「住宅業界の常識=世間の非常識」の一つの紹介についてです。

初めに申し上げておきますが僕は、

家づくりにおいて住宅会社や営業マンを紹介してもらうのは全然アリ!
むしろその方が失敗が少ない!

という考え方です。

僕自身も大変ありがたいことに、毎年何件かお施主さまからご紹介頂いて建築頂いておりますので、ご紹介はとってもありがたいです。

ですが「紹介だから得!」という考え方で挑まれてしまうと、実はそうでないケースも多々あります。今回は、そう言ったご紹介システムの実際を述べていこうと思います!

この記事は以下のような方におススメです

  • 知人や友人から住宅会社や営業担当を紹介されたけどどうなんだろう?と思われている方
  • SNSやネットで「住宅会社・営業担当を紹介します!」という記事を見て気になった方
  • SUUMOカウンタ―のような住宅会社紹介サービスが気になられている方

では始めます!

目次

住宅業界の紹介の色々

一言で家づくりにおいて「紹介」と言っても色々とルートがあるので、整理します。

  • 知人・友人から住宅会社や営業マンを紹介される
  • SNSやYouTubeやネットで「住宅会社や営業担当を紹介します!」と投稿している投稿者に紹介してもらう
  • SUUMOカウンタ―のような住宅会社紹介サービスに紹介してもらう
  • 土地を購入した不動産会社の知り合いの工務店を紹介してもらう

大きくはこの4つでしょうか。

では順番に細かく見ていきます。

知人・友人から住宅会社や営業マンを紹介される

一般的には、このケースがとても多いです。親御さまのススメ(建築した会社)などもこのグループに入ります。

家づくりにおいては、住宅会社も大事ですが、それ以上に担当者との相性がとても大事です。

家づくりの満足度は担当者で大きく左右されます。

能力が優秀であることは勿論ですが、ご自身に「合う」(←これが一番大事)営業・設計の担当者が付くと、8割方家づくりは成功したと言えるくらい重要なので、「どんな担当者か?」を事前にご紹介元の方から聞くことができるのは、家づくりにおいてはとっても大きなメリットになります。

知人・友人からのご紹介は、担当者の人となりを事前に知ることができる

大前提として、紹介元の方が「紹介したい」と思える住宅会社・担当者であるということは、

・ 紹介元の方自身は家づくりに満足した(している)
・ 知人・友人への紹介できると思える「信頼」を担当者に寄せている

ことが大半であるため、

紹介元さまのお宅がご自身の好みのテイストの家、紹介元さまから伺った担当者の人となりがご自身の価値観に合っているな?ご予算感が無理がないかな?と思われたらいい出会いになる可能性が高いです!

逆に、紹介元さまが満足しているのだから安心!という理由だけで紹介してもらうのは危険。
しっかりと住宅会社・営業マンの情報を紹介元さまから聞いてから紹介してもらうかを決めるようにしましょう

ご紹介元の方には、ご成約時に幾らかの「お礼」が支払われる会社が大半

ご紹介元さまには、ご紹介頂いたお礼として幾らか支払われる会社が大半です。

住宅会社としては、集客のための直接広告コストがかからなかったわけですからお礼があって然りですね。

ご紹介だから安くなる…は無い

息子だから安くしてあげてね!

ご紹介を頂く時に、たまにこのように承ることがありますが…

…善処しますね!

…はい、ご紹介だからと安くなることはありません。適正価格でのお見積もりとなります。

御見積もりがとても安かったとして、それがご紹介元さまよりも明らかに割安に感じるご提案だったとして、その情報はご自身も紹介元さまで共有されるでしょうから……ご紹介元さまの立場に立つとあまり気分が良いものではないですよね?

お施主さまからのご紹介の場合、ご紹介元さまとご紹介されたお客さまの間で情報がある程度共有されることが前提でのご提案になるでしょう。なので、事前にご紹介元の方からコスト感なども事前に伺っておかれると、後々に色々な判断をしやすいと思います。

相見積もりは基本的に不要

営業マン・設計担当の人となり・住宅会社とその担当者が提供できる家とそのコスト感がある程度事前に把握ができるため、また紹介元の方の顔を立てる(つぶさない)意味でも、相見積もりは基本的に不要(NG)です。

実際にお話しを伺われて(ご提案を受けられて)「やっぱり何か違うな?」と思われたら当然断られて良いと思いますが、初期段階からガッツリ相見積もりを取られるのはあまりおススメしません。

SNSやYouTubeやネットで「住宅会社や営業担当を紹介します!」と投稿している投稿者に紹介してもらう

僕個人としては、このケースが一番判断が難しいです。

強いて言えば、SNSやYouTuberの方のポジションに注目されると良いかもしれません。

自身の担当者を紹介してくれる方

これは、知人・友人をご紹介頂くケースに近いので、ある程度信用が置けると思います。知人・友人を直接ご紹介頂くよりも、


という動機が強めではあるとは思いますが、このケースでも「自身が家づくりに満足している」「担当者と良好な関係である」「担当者の人となりが事前にわかる」ので、全然良い方法であると思います。

「全国の優秀な営業マンをご紹介できる!」インフルエンサー・YouTuber

このケースは個人的にはNGに感じています(主観です)。

ファンタジスタ藤本さんのようにご自身も家づくりに参加されるサービスを提供されている方なら全然OK(むしろ最強!?)だと思いますが、紹介先の住宅会社・営業マン・設計担当の質を担保できるとは思えないからです。

住宅会社を担保するには「なるだけ大手ハウスメーカーやその地方である程度の知名度・着工棟数がある会社に絞る」ことで担保できますが、その程度の区分けであれば紹介制度を利用する必要を感じません。

先述の通り「紹介制度を利用すれば安くなるわけではない」ので、コストメリットもありませんし、僕個人としてはホントに謎が多く感じるのがこのケースです。

SUUMOカウンタ―のような住宅会社紹介サービスに紹介してもらう

ここ数年、このパターンがとっても多くなっています。

カウンタ―への登録料はとても安く定期コストもかからないため、貴重なお客さまの取得ルートになっている住宅会社も多いです(弊社もその会社の一つです)。

特にSUUMOカウンタ―の場合は、参画する住宅会社の経営状態の定期的なチェックや参画している住宅会社の情報を随時チェックしてスタッフ間で共有されているので、「家づくり計画スタート!何から始めたら良いか分からない」という方が相対的な最新情報を得るにはとても良い場であると思います。

「まずはモデルハウスに!」行ってしまうよりも、家づくりの成功の確率は上がるのでは?と思います。

SUUMOカウンタ―を例に挙げると、アドバイザーさんから住宅会社は必ず3~4社をご紹介の上「話を実際聞いてみて2社くらいに絞りましょう」。と言われるそうです。

住宅会社の立場としても、SUUMOカウンタ―さんからのご紹介のお客さまは100%相見積もりになるお客さまなので、中堅以上のベテラン営業マンしか対応させていない住宅会社も多いです。

ですので、能力が低い営業マンを足切りする意味でもSUUMOカウンタ―を通して住宅会社を紹介してもらう意味はあります。

複数社の最新情報を「相対的」に知る事ができる。家づくり計画の初期層の方にとって貴重な情報源。
中堅以上の営業マンが担当につく可能性が高くなる

ただし、知っておいて頂きたいことがあります。

住宅会社紹介サービスは「無料」ではありません。

住宅会社と住宅会社紹介サービス会社との間では、契約が成立したらその価格の数%を支払う、というインセンティブ契約が結ばれています。

住宅業界に限ったことではないので珍しいシステムではなく、

情報が商品

というビジネスモデルなので、

ご自身に合った家づくりを提供できる住宅会社を数十~数百社から3~4社に絞ってくれる。
一定以上の営業マンの質を担保してくれる。
経営的にマズい会社を足切りしてくれる。

代わりに幾分かの費用負担が増えている、と考えて頂ければ誤解がないと思います。

直接的に住宅会社や営業マンとのつながりが無い(ご紹介元のお知り合いがいらっしゃらない)方にとっては、「失敗する可能性を下げる」意味では強い味方ですね。
対価として「保険料」が掛かってしまう、というイメージでしょうか?

頭の切れる方でしたら、この保険料について、

直接経費ではなく販管費で計上している会社で建築すれば、
損しないよね?

と思われる方もいらっしゃると思います。

ただ、この販管費も住宅会社にとってはコストであることには違いないので、結局は最終的に家本体の費用に転嫁されます。住宅会社紹介サービスに参画している住宅会社よりも、参画していない住宅会社の方が数%安くなる…かもしれませんが、気にしても仕方がない(よくわからない)領域なので、気にされないことをおススメします。

(住宅会社紹介サービスに参画していない会社も結局は違う媒体で宣伝広告を行う必要があり、そこにもコストがかかります。コストがかかると言うことは建物コストが上がります。ではどちらがコスパが良いのか?は各住宅会社の事情によって変わり複雑なため、議論しても答えは出ません…)

話がズレていきましたが、当然住宅会社紹介サービスにも幾つかデメリットがあります。

営業マンの質(良い営業マンか?合う営業マンか?)までは担保できない
アドバイザーさんの情報ソースは住宅会社
住宅会社紹介サービスに参画していない住宅会社は紹介してもらえない(機会損失の可能性)

先述の通り、一定以上の能力を持った営業マンをご紹介頂けると思いますが、優秀な営業マンを紹介頂けるかは不明です。また、アドバイザーさんと営業マンはよく連絡を取り合うので、どんな雰囲気の営業マンか?は承知されていると思いますが、具体的な能力の是非やお客さま自身との相性までマッチングは限定的に感じます。

家づくりの失敗の確率を下げることができるが、成功率を上げることができるわけではない

という感じでしょうか。

また、アドバイザーさんの情報ソースは住宅会社なので、お施主さまのリアルな情報と比べると精度は下がります。ただ、お施主さまの情報に比べて「主観」が少なく「客観的な情報」を提供してもらえるので、住宅会社を比較検討するには良い媒体であると思います。

ただし当然ですが住宅会社紹介サービスに参画していない住宅会社は一切紹介してもらえませんので、知らず知らずの間に機会損失を生んでいる可能性はあります。

土地を購入した不動産会社の知り合いの工務店を紹介してもらう

これは、個人的にはおススメしません。不動産会社と工務店は、自身の建売住宅を建築してもらったり、管理物件の修繕をしてもらったりと、結構繋がりがあります。ですので、大概の不動産会社さんには懇意にしている工務店さんが居らっしゃいます。こういった工務店さんはコストが非常に安いのが特徴ですが、単にそれだけ…の工務店さんであることが多い印象です(僕の主観です)。ほぼ確実に工務店さんから不動産会社さんに直接費用としての紹介料が発生していますので、コスパ的にも良いとは言えませんので、「住宅会社を探すのが面倒くさいな…」「気に入った土地が手に入ったし、建物はそこまでこだわりが無い」と言う方を除いて、不動産屋さんからの紹介の工務店での検討は後回しにされることをおススメします。

まとめ

如何でしたでしょうか?「まずは住宅展示場に!」という時代は終わりつつありますが、「なら家づくり計画を何から始めたら良い?」と悩まれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか? そう言った方に最適なのが「紹介」という制度を利用した家づくり。ただし、その紹介という制度も色々と種類があり、それぞれにメリットデメリットがあることを理解された上で利用されると良いでしょう。

余談ですが、最近では僕を始め「自身で情報発信をしている営業マン・設計担当」がインスタ(Instagram)・ツイッター・ブログで少しずつ増えてきました。そう言った方々に直接コンタクトを取って家づくり計画をスタートをする、という方法もこれからの家づくりの計画のスタートの仕方としては良い方法であると思います(担当者ガチャを引く必要がなくなります)。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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