日当たりがよく明るいということで、南側が大きく開けている土地は今も昔も人気です。
更に、その南側の眺望が良ければ大開口を設けて日当たりと景観を両立したくなるのは人情ですよね。
とはいえ、南側の 景色というものは、実はきれいに見えない場合が多いものです。
逆光よりも順光の方が綺麗に見える
これは、カメラを趣味にされていらっしゃる方ならお分かり頂けると思いますが、太陽がある方向を向いて見ることを「逆光」と言い、太陽を背中に置いて見ることを「順光」と言います。
南側の眺望を取り込むプランの場合、「日当たりは良いけれど太陽に対して逆光で景色を眺める」こととなり、遠くに見える景色は日が当たっていない「陰側」が見えることとなります。
対して、北側の眺望を取り込むプランの場合、遠くに見える景色に順光が当たって「日向側」のキレイな景色を眺めることができます。
まとめ
リビングに限らず、景観を楽しみたい!というスポットは、実は南側ではなく「北側から見る」方がキレイに見えることが多いです。窓の機能としては、日当たり・通風・眺望の3つですが、そのうちの「眺望」の窓は、「何を見たいのか?」「どのような表情を見たいのか?」で方向まで含めて検討しても良いかもしれませんね。
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