間取りづくりは階段から始まる|階段のプランニングが家全体を左右する?

こんにちは! T.Nakataです!

私は、間取りづくりにおいて大事なポイントの1つは「階段」だと思っています。プランニングを行っていて、「何かしっくりこないなぁ…」と思う時は、大概は階段の位置を間違っています。

階段のカタチや位置を変えてみると…、「これだ!」とバチッとハマることも多々あります。

プランニングで行き詰ったら階段!

これは間違いないです。

目次

階段の機能

皆さん、階段の機能には何があると思いますか?

1階と2階をつなぐ通路ですよね?

はい、正解です。

しかし、これだけの機能の場として階段を設けるプランは…楽しくないです(勿体ないです)。

1階と2階を繋ぐ通路としての機能だけでも十分ではありますが、せっかくなら違う機能性も考えながらプランニングすると良いです。

階段上部は吹抜け

階段の上部は自然と吹抜けになります。 最近流行りの「リビング階段」では、自然とリビングに吹抜けがある状態が生まれます。

リビング階段が良いです。 でも、吹抜けは要りません(熱効率が…)。

これは、実は矛盾したご要望です。

吹抜け(の原因となる)階段の登り口に扉をつけたい」というご要望を頂くこともありますが、私個人の意見としてはあまりおススメしません。 それは、「階段の機能を通路と限定してしまう」ことが確定してしまうからです。

断熱性能と相談しながら、例えば「階段上部の吹抜けを少しだけ拡張して、採光計画に取り込んでしまおう」と感がえても良いと思います。

上の写真は、方角で言うと南側に階段を設けています。ストリップ階段は、採光の邪魔にならないどころか、リビングに印象的な影を落としてくれるので、私は積極的にこういったプランニングを行います。

この南側階段の上部の吹抜けを少しだけ拡張して、リビングの奥まで光が落ちてくれるような計画としています。(夏の暑い日差しは階段空間が緩衝役になってくれるというメリットもあります)

この事例も、南側に階段を設けたパターン。黒い天井部分が、西日の直射がリビングに入ってこないような工夫を施しました。

階段の上部が吹抜けという事は、「暖かい空気が吹抜けを通じて2階に上がってしまう」リスクを負う…と考えがちですが、空気の循環をキチンとしてあげれば、「2階の廊下まで暖かい」メリットが生まれます。

リビングの吹抜けに面したワークスペース。気持ちいい景色の中でテレワークやお子さんの勉強ができます。 リビングのエアコンで暖められたこの空間には、エアコンは不要です。

「家の中になるだけ温度差を作りたくない」というご要望をお持ちの方は、断熱性能の向上と「空間をなるだけひと塊にする」ことを意識すると良く、階段がその目的に大きく関わってきます。

階段はインテリア

階段もインテリアの一部となります。

階段自身のカタチは勿論、先ほども申し上げた通り室内に美しい影を落としてくれます。色々な形・素材の階段があるので、色々と研究されると楽しいと思います。

家の端から中心に向けて階段を上げると、2階の間取りがキレイにおさまる

2階の間取り…廊下の長さは「階段の位置・向き」が大きく関わってきます。色々と考えると難しくなってしまうので、一番簡単なポイントを申し上げると、「2階のなるべく中心に上がってくるような間取りを心がける」ように階段の場所を決めましょう(1階リビングプランの場合)。なぜなら、1階リビングプランの場合、2階には複数の居室がある間取りとなると思いますが、複数の居室があるという事は「廊下」が必要となります。この「廊下」が長くなるということは、無駄なスペースが増えるだけでなく、ことリビング階段の場合はリビングと同一空間の「容積」となってしまうため、熱効率的にも不利となります。

その点、2階の中心に階段ののぼり切りがあれば、廊下を最小限とすることが可能なので、おススメです。

まとめ

如何ですか? うまくご説明できてないような気もしますが、設計者(プランナー)は、結構な割合で「階段」のプランニングに頭を悩ませ、こだわっていることがお分かり頂けましたでしょうか?

階段のプランニングの上手下手が、プランニングの上手下手に比例する…と言っても過言ではないので、是非間取りプランをご覧になる際は階段に着目してみて下さいね。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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