間取りプランを考える手順|間違えがちな配置の順番

こんにちは! T.Nakataです!

いよいよ間取りを考え始める時、最初に検討するのは「建物の配置計画」。敷地のどの場所にどのくらいの大きさの建物を建てるか?という計画です。
その配置計画を考える手順を知ることで、敷地のポテンシャルを引き出せる間取りを作れるか?左右されてきます。


※ 緻密な配置計画の結果、敷地に対して斜めに配置したT邸。

目次

まずは駐車場の位置を考える

まずはじめに、駐車場の位置を考えます。駐車スペースの必要な台数は?車の大きさは? 更に忘れてはいけないのが、自転車やバイクの台数は? 縦列駐車でも良いのか?並列駐車が絶対なのか? 駐車スペースは建物の次に大きいので、最初に検討しておく必要があります。

– CHECK POINT –
① 駐車したい車の台数は?
② それは普通車か?コンパクトカーか?軽自動車か?
③ 並列駐車が絶対か?縦列駐車でもOKか?
④ 駐車したい自転車やバイクの台数は?

次は建物…ではなく「お庭」

駐車スペースが決まると、次は建物!と考える方が多いと思いますが、次は「お庭」です。

庭なんて手入れが大変だから要らないよ!?

と仰る方もかなりな割合でいらっしゃいますが、お庭が必要ないからお庭を考えなくても良いとはならないのが、家づくりの奥が深いところです。

一言でお庭にも色々な用途・目的があります。 観賞用・遊ぶ用・家事用に加えて建物に光や風を取り込むための余白という目的です。隣家とどれくらい建物を離すと、冬でも建物に光が入ってくるか? なども平行して検討して、残ったスペースに建物を配置する、という手順で検討する必要があります。

最後に建物

駐車スペースとお庭が決まると、最後に建物の配置を検討します。配置のコツですが、

① 隣地とのどこかの境界線に平行に建物を配置する
② 東西南北方向に向かって真っすぐになる向きに建物を配置する
③ 眺望がとても良い方向をまっすぐに見える向きに建物を配置する

の3パターンで最初は考えてみましょう。
狭小地での計画の場合は、もれなく①をベースに考えることになりますが、敷地の広さに余裕がある場合は、②と③が最適解になることもあります。

真南の良質な陽射しを取り入れることができたり、素晴らしい眺望を一番良い角度で観ることができる配置が可能か検討して損はないです。

まとめ

ここまで読んで頂けたら何となく気づかれる方もいらっしゃると思いますが、土地のポテンシャルを引き出すためには建物の配置にこだわることが重要になります。そして、配置にこだわるには土地の広さが要る…もしくは小さく建物を建てて外部を増やす事が大事になります。ここら辺については、また改めてご説明させて頂きます!

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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