こんにちは! T.Nakataです!
ハウスメーカーの営業は、ホント色々なタイプの営業マンが居ます。 しかし、結局のところ「人気の営業マン」「売れている営業マン」は、大きく2種類しか居ないのかな?と個人的には思います。
その、どちらのタイプの営業マンに担当してもらうか?で大きく家づくりの流れが変わってきますので、注意が必要です。
2種類の営業マンとは、
① 家づくりを心から楽しんでいる営業マン
② 不動産にすこぶる強い営業マン
です。弊社においても、私が①タイプ、もう1人良く「販売している」営業マンは②タイプです。
今回は、②タイプの営業マンについてご説明します。
不動産にすこぶる強い営業マン
不動産にすこぶる強い営業マンは、住宅販売会社・不動産屋(特に大手財閥系の不動産屋さん)さんからの転職組であることが多いです(弊社の②タイプの営業マンも多分に漏れず住宅販売会社からの転職組です)。
住宅の「販売」に関する取引や、土地の取引、マンションの取引の経験が豊富なため、土地を探したり土地の価格・価値を見極める(査定する)力があります。
建物については、自社の「商品知識」は勤勉に勉強しているので饒舌に説明できますが、住宅の「建築知識」は備えていない事が多く、住宅の打合せをしているはずなのに、土地についての話に終始したり、建物は「良いようにします!」「うちが一番良いです!」といったザックリした感じで説明をするタイプの方が多いです。
不動産にすこぶる強い営業マンは、お客さまと家づくりを楽しむ…良い家づくりをするという事よりも、契約を取ることに全力であることが多いです。
不動産にすこぶる強い営業マンに合うお客さま
不動産にすこぶる強い営業マンの本質は、住宅(建築)の営業マンというよりも、不動産(土地・販売)のプロです。
このタイプの営業マンは、スピード感良くテキパキと仕事をこなす人が多いです(そして、セッカチな方が多い…)。
このタイプの営業マンに当たった場合は、設計や施工については設計者や工務担当に丸投げして貰った方が良いので(このタイプの営業マン自身に「建築知識」を求めない方が安全です…)、設計者や工務担当がしっかりしているか?連携はキチンと取れているか?に注意を払う必要があります。
また、このタイプの営業マンは、建築知識が少ないかわりに、駆け引きや価格交渉などが得意(好き)である傾向があります。そのため、「より多くの値引きをして欲しい!」と、言わば「営業マンと向き合う」ことが好きな方にとっては、とても合うのではないかと思います。
何より、土地があまり出ないエリアでも土地を探してきてくれたり、各方面への人脈が広い方が多いので税金関係や権利関係など、資金に関する問題解決能力も高く、心強い味方となることもあります。
まとめ
ここまでの文体をご覧頂いて、薄々気付かれる方もいらっしゃるかと思いますが、私はこのタイプの方はあまり得意ではありません。
家のことが好きな方…このタイプには殆ど居ません(汗)
家の打合せをしているはずなのに、いつの間にか土地の話に変わっていたりします。「通勤に〇〇分~」とか「ここの近くの焼肉屋さんは美味しい」とか、そういう周辺環境のリサーチ能力はとても高いです。
また、土地探し難易度の高い、中々土地が出てこないエリアでも土地を見つけて来たり、土地探し…という面ではとても強力な力を発揮してくれますので、頼もしいです。
なので余計に、住宅を建てるために土地を探す…から、土地が見つかったから家を建てる…という目的と手段が逆になる、奇妙な現象が起きます。
最初も申しましたが、このタイプの方は有能です。契約も沢山取る人気のある営業マンです。ですが、このタイプの営業マンとご自身が合うかどうか?自身で事前に検討する必要があります。
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