土地探しは住宅を建築する会社を決めてから始めた方が良い|注文住宅の新?常識

こんにちは! T.Nakataです!

家づくりのご相談をお受けする方の約7割の方は、家を建てるための土地を探してから家を建てるご計画です。建売住宅やマンションの場合は土地と建物がセットになっているので良いですが、注文住宅においては、基本的にはご自身で土地を用意して頂く必要があります。

目次

土地を探す際に気を付けたい点

価格の妥当性

私が住む広島を例にあげますと、市街地の土地の値上がりが凄いです。ここ3~4年で人気エリアは2倍近くなっている場所もあります。プチバブルです。バブルですけどはじけないと思います…今後下がることは考えにくいです。

このように目まぐるしく価格が移り変わる時代だと、「価格の妥当性」を判断することが難しいです。

建築上の隠れた問題点はないか?

ぱっと見、住宅建築に問題が無さそうな土地でも、前面道路が「建築基準法上の道路ではない」ため住宅が建築できない、ということも稀にあります。これは、売買契約の場合は重要事項説明事項にもあたりますし、土地を買ってしまったとしても契約を解除できるので問題は無いとは思いますが、「斜線制限」「建蔽率」「容積率」など各種建築制限により、「思ったより小さな家しか建築できないことが分かった」ということは、普通に起こります。

総額(返済額)に対して土地価格は妥当か?

最初に不動産屋さんに相談された方に多いですが、「総額に対して土地価格が高すぎる」方。かなり多いです。不動産屋さんが話をされる予算は「建物金額が圧倒的に低い」ことが多いので注意が必要です。不動産屋さんには、必ずと言って良い程懇意にしている工務店があります。建売住宅を建築してくれたり、中古物件をリフォームしてくれたりと、不動産屋さんにとって工務店は必要不可欠な存在だからです。ただ、そういった工務店は、基本的には価格が安め(性能も低くデザインも苦手)な会社が多いため、こだわりの注文住宅を建築したいと思われた瞬間に予算オーバー…ということが起こります。

更に、敷地に給排水が入っていない場合の引き込み費用や、道路が狭い時のガードマン費用や小運搬費用など、不動産屋さんでは見逃しがち(わからない)建物・土地以外の想定外の費用がかかることが分かって大きく予算オーバー…というケースもありますので、注意が必要です。

まとめ|土地を探す前に住宅を建築する会社を決めましょう

住宅会社は、ほぼほぼどの会社も土地を探すことができます。不動産流通の情報を見ることもできますし、最近は不動産屋さんもポータルサイト(SUUMOなど)に情報をほぼほぼ載せてますので、建築会社でも95%くらいは情報をカバーできます。

例外としては「建築条件付き土地」。いわゆる「建築会社自身が土地を購入して土地を販売しつつ建物を建築してくれるお客様を探している土地」ですが、これは所有している建築会社でしか情報を取得することができません。「このエリアでしか建築を考えられない!」という方向けの土地ですね。

つまり、「土地を探す際に気を付ける」点をチェックしてくれる家づくりのプロ…住宅を建築する会社に土地探しを依頼すると失敗がグッと減る…と言えます。

ご依頼された後ご自身で気になる土地を見つけた時も、その住宅会社に気になる点をチェックしてもらえるというメリットもあります。

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    この記事を書いた人

    住宅の基本設計と営業をする人|失敗しない家づくりのコツを発信|たまに写真や日常について|職歴:地場HM(大手HM・設計事務所勤務経験有)|実績:建築150棟・内基本設計100棟|1棟1棟丁寧に家づくりをさせて頂いております|間取り相談や家づくり・住まいについてのご相談は気兼ねなくご連絡下さい。

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